アメリカのパソコンショップは楽しくないゾ!
5月後半から6月初旬にかけて、アメリカに取材旅行に出かけた。本コーナーにも記事を記載するべく、パソコンショップをいくつかチェックしてきたので、ご報告しよう。
http://arena.nikkeibp.co.jp/article/column/20070619/1001055/
さて、アメリカと日本の大きな違いは、アメリカには小規模な小売店が少ないことだ。ショッピングモールの中には、小さな店が並んでいるが、あらゆる小売店のほとんどがチェーン店だ。車社会だけに、ちょっと中心部から離れるとロードサイドの大規模店舗ばかりになる。しかもその規模たるや、日本の数倍は当たり前。食品、衣料、薬品、DIY、家電などあらゆる商品を販売するスーパーセンターときたら、中を全部見て回るのに1日では、まず足りないだろう。とにかくスケールが違うのだ。
肝心のパソコンショップも、小さな専門店はまず見あたらない。ショッピングモールにアップルの直営店がある程度で、あとは、大きなロードサイド店となっている。「BEST BUY」「Fry's」あたりが有名だ。どちらも、徹底的にワンフロアがでかい。土地が広いからタテに伸ばす必要性がないのだろう。かつ、展示がゆったりとしているから、とてつもない面積をとっているのだ。
▲アメリカのパソコンショップはとにかくデカイ!
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現地の人に話を聞くと、パソコンのパーツは主にFry'sで購入しているという。僕が取材したラスベガス地区では、BEST BUYよりも品ぞろえが充実しているからだそうだ。
早速、同店に出かけてみたが、基本的には家電量販店である。その2~3割程度がパソコンコーナーに当てられており、膨大な商品が並んでいる。面白いのが、陳列がすべてスーパー形式であること。パソコン本体やモニター、プリンターなどの「大物」以外は、だいたいパッケージングされてつり下げられている。さらに、各コーナーごとに、詳しい担当者が決められていて、タナに顔写真が貼り付けてあるのだ。メモリーの相性など、専門的なことを聞きたいなら、顔写真の男を捕まえろというわけだ。
今回は、お土産にもなりそうな、手ごろなポータブルハードディスクがないかと探してみたのだが、店員の態度は日本に比べると最悪であった。もちろん、僕が片言の英語で相手にしたくなかったのかもしれないが、場所を聞いても「あの先」と言うだけなのだ。
肝心の「あの先」は、何十メートルも該当する場所がある。探すのに大変な苦労だ。で、残念ながらポータブルハードディスクは3種類くらいしかなかった。あまり魅力的な製品が見つからず、購入を断念。多くの製品で、価格・品ぞろえともに日本の方が上だ。
ビックリしたのが、電話機タイプのスカイプフォンが1つもないこと。足を棒にして探した揚げ句、2人の店員に聞いてみたが「ない」というのでたぶんないのだろう。
逆に品ぞろえが豊富で驚いたのは、プレゼンターだ。プレゼンの際にスライドをめくったり、マウス代わりに操作するツールである。これが、大量に販売されていた。また、携帯用のBluetoothヘッドセットも日本の数倍の面積を占めていた。