週明け4月21日の米国株式市場概況
週明け4月21日の米国株式市場はダウが反発、ナスダックは続伸。銀行大手のバンク・オブ・アメリカ(BAC)の1〜3月期が、評価損やクレジット関連費用の増加、60億1000万ドル(約6210億円)の引き当て金が響き、77%の減益となったことで金融不安に対する楽観論が後退したほか、、このところの相場の急伸後の利益確定売りも出たことでダウは反落。一方、ナスダックは前週に引き続きアップル(AAPL)が大幅な上昇をみせるなど主力が堅調に推移したものの、全体ではやや上値の重たい展開ともなった。ダウ工業平均は前週末終値比24.34ドル(0.19%)安の12,825.02ドル、ナスダック総合指数は前週末終値比5.07ポイント(0.21%)高の2,408.04ポイント。
http://mainichi.jp/life/money/kabu/nsj/news/2008042279000.html
個別銘柄ではバンク・オブ・アメリカが0.95ドル(2.46%)安の37.61ドルと売りに押された他、同業大手のシティ・グループ(C)が小幅に売られ、投資判断引き下げが伝わったウェルズ・ファーゴ(WFC)が3.72%安と下落した。また、ナショナル・シティは27.61%安と大幅安となった他、保険最大手のAIG(AIG)が3.50%安となるなど金融株が相場の下げを主導する格好となった。一方、医薬品大手のメルク(MRK)は、新薬の売上寄与を背景に1株当たり利益が市場予想を上回ったものの、株価は小幅安となって取り引きを終えている。
ハイテク株中心のナスダックでは、アップル(AAPL)が一部アナリストから投資判断を引き上げられたことを手掛かり材料に、7.12ドル(4.42%)高の168.16ドルと本日も大幅続伸となった他、決算発表を控えるマイクロソフト(MSFT)が1.40%高と堅調に推移。通信用半導体メーカーのエヌビディア(NVDA)も4.47%高と買われた。ただ、ネットオークション大手のイーベイ(EBAY)は、傘下のスカイプが国際電話の定額制を発表したものの、好材料視はされず、3.41%安と大幅に売り込まれて取引を終えている。
[NSJショートライブ 2008年4月22日 8時55分 更新]