Skype4.0、バージョンアップで通話品質が劇的に改善
先月3日にWindows版Skype4.0を発表したスカイプ・テクノロジーズは17日、東京国際文化会館にて記者発表会を開催、インターフェースデザイン、通話音質とすべてが新しくなったSkype4.0のサービス詳細について説明した。
http://www.zaikei.co.jp/article/biznews/090317/34039.html
Skypeアジア・パシフィック担当バイスプレジデント・ダン・ニーリー氏。2009年3月17日。
Skype日本担当カントリーマネージャーの岩田真一氏。2009年3月17日。
Skype4.0は同社の5年の歴史の中でも最も印象的な新製品となるという。同社は昨年6月18日にSkype4.0のβ版を公開、その後数万人に及ぶユーザーからのフィードバックを元にSkype4.0がリリースされた。
新バージョンではこれまでのビデオ通話が全画面に対応、これまで以上に親密かつ迫力あるビデオチャットが可能になった。また新たに内臓された帯域幅マネージャー機能により、低帯域幅接続時においても、良好なビデオ通話を実現、通話品質を劇的に改善、クリアな声での会話が楽しめるようになった。
またデザイン面でも改善され、会話タブから複数の会話を一度に簡単に追跡できるようになり、音声通話からビデオ通話、インスタントメッセージ、また固定電話や携帯電話への通話など、ユーザーが使いたい機能をシームレスに切り替えることを可能にした。またSkype4.0ではアジア初の開設となった「Skype Shop」にもアクセスでき、スカイプ使用のためのヘッドフォンなどの商品をオンラインで購入することができるようになった。
スカイプはインターネットを通じて全世界で無料通話・チャットができる魅力から現在全世界に4億500万人のユーザーが存在している。スカイプの無料通話サービス「Skype-to-Skype」の通話時間は2008年10-12月期に200億分となり、前年同期比72%増となった。またインターネットから携帯・固定電話などへの有料通話である「SkypeOut」の通話時間は同61%増となった。
さらに全世界の国際通話に占めるSkypeの割合は8%にも達している(Telegeography08調査)。Skypeの同時オンラインユーザー数はピーク時には1,500万人、またSkypeをビジネス用に使用しているユーザーは全ユーザー中3割に達しているという。
スカイプの収益源はもっぱらSkypeOutによるよる有料サービスによる収入となる。世界景気後退が生じているにもかかわらず、2008年度の売上高は5億5千万ドル(約540億円)と前年比44%増の急増を示した。
1月からSkypeのアジア・パシフィック地域担当バイスプレジデントに就任したダン・ニーリー氏は「通信機器の種類が多様になり、通信業界ではパラダイムシフトが進行している」と述べ、今後携帯電話などのモバイル機器へのスカイプの適用拡大、ユーザーからのさらなるフィードバックを受け、世界中の人々のコミュニケーションの可能性を広げていく「どこでもSkype」を実現させていく方針であることを説明した。