WSJ-スカイプ、収入拡大に向けて法人市場に攻勢
ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)米ネット競売大手イーベイ(Nasdaq:EBAY)のインターネット電話部門スカイプは、新しい収入源を求めて法人市場に攻勢をかけようとしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090323-00000021-dwj-biz
スカイプは23日、インターネット電話用ソフトウエアの法人電話システム接続バージョンを発表する予定。この新ソフトは、パソコンにコードを接続するヘッドセットではなく、オフィスの標準的な電話機を利用した国内・国際電話を実現するものになる見通し。スカイプは当初、携帯電話および固定電話への通話料を1分当たり約2.1セントとするが、コンピューターからスカイプのソフトウエアを利用した電話システムにかける通話は無料にする。
スカイプはVoIP(ボイス・オーバー・インターネット・プロトコル)技術を利用した無料のコンピューター間音声・ビデオ通話で知られる。ユーザーの大半は個人だが、同社によると、顧客の約35%がすでにビジネス目的の利用者という。
リセッション(景気後退)を背景に電話料金の引き下げに特に前向きと考えられる中小企業に、より直接的にアピールできると同社は期待している。法人向けサービス担当ゼネラルマネジャーのステファン・オバーグ氏は「企業は、われわれがこれまで提供できたものよりも多くを求めている」と語った。
新製品の名称は「Skype for SIP」。SIPは多くの法人電話網に採用されている通話プロトコルである「セッション・イニシエーション・プロトコル」の頭文字。スカイプは23日、限られた数の企業との間でテストを始め、年内にサービスの商業利用を実現する計画。
スカイプはそのほか、第三者による企業へのスカイプ商品の販売・サービスを認証するプログラムの立ち上げも計画している。詳細は明らかにしていない。