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ファイアウォール問題をクリアしたテレビ会議システム
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050216-00000048-zdn_ep-sci
ノルウェーと米国に本拠を置き、テレビ会議システムを提供するTANDBERG
(タンバーグ)が、世界のテレビ会議システム市場で浸透し始めている。同社の
日本支社長を務めるのは山田守之氏は、「小泉総理大臣とブッシュ米大統領が
行う“電話会談”には、実はわれわれのテレビ会議システムが利用されてい
る」とアピールする。
また、杏林製薬では、EUや海外の取引先、アフリカなど海外の取引先にもテ
レビ会議システムを導入してもらうことで、出張費などを削減するとともに、
より密接なコミュニケーション環境を導入できたという。
TANDBERGの会議システムを利用したときに、ユーザーが最も重宝するのは、
大画面のテレビを活用することで、実際に目の前にいるイメージで遠隔地の人
物と会話できることにある。また、相手の顔とともに、PCを接続することで、
プレゼンテーション資料などのデータをテレビ画面上で一緒に参照することも
可能だ。1人1台のノートPCを用い、IP環境をベースに実装するテレビ会議シス
テムに対して、TANDBERGをはじめとした専用システムはハイエンド製品という
位置づけになる。 エコーキャンセラーの内臓などにより、音質も高いとい
う。
●「ファイアウォール越え」を実現
一般に、IPを利用したテレビ会議では、ファイアウォールを越えて通信しな
くてはならないことがネックになっていた。つまり、顧客やサプライヤー、在
宅勤務者とテレビ電話で話そうとした場合、テレビ会議システム用の通信ポー
トをネットワーク上に開けなくてはならず、セキュリティ上の弱点になる可能
性があった。
また、世界共通のダイアル方式は存在しないため、たとえファイアウォール
がなかったとしても、IPアドレスを公開しない限りIP電話の実現は困難と言わ
れる。
同社は2月7日に、、ファイウォールとダイヤル方式に関するこれらの問題を
解決した新たなソリューションとして、「Expressway」をリリースした。
Expresswayでは、MXPテレビ会議端末と呼ばれる機器をテレビに設置するだ
けで、テレビ会議システムを利用することができる。また、H.264やMPEG4オー
ディオ、H.323、SIP、暗号化にも対応している。
また、Expresswayでは、TANBERG MXP端末を利用する際に、ファイアウォー
ルの外側とインターネットの間に「Border Controller」と呼ばれる端末を設
置する。Border Controllerは、TANBERG MXP端末がインターネットに接続する
際に通るファイアウォールにトンネルをつくる。これにより、通信用のポート
を開放することなく、MXP端末がBorder Controllerを通じてインターネット上
の外部環境に接続できるようになる。
一方、導入企業が他社のH323対応端末を利用している場合は、ファイアウ
ォールの内側に「Gatekeeper」と呼ばれる端末を別に設置することになる。フ
ァイウォールの内側にあるすべての端末を代表して、Gatekeeperがファイアウ
ォールに対してトンネリングを確立することで、同様にBorderControllerを介
して外部と通信することになる。
結果として、ユーザーはオフィス内から、関連する支店やSOHO、取引先とも
ファイアウォールを気にせずに、双方向のテレビ会議を実施することが可能に
なる。分散した拠点間での定時会議や、監視を主な目的にした導入など、さま
ざまな利用方法が考えられる。
パートナーを通じた販売が基本であるため価格は公表していない。
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